8月2日、政府は従来の新型コロナウイルス対応を変え、「中等症以下の患者は自宅療養させる」という方針に変えた。この「入院制限」が世論や与党からも猛批判を浴び、5日は、中等症であっても「酸素投与が必要な患者は入院可」「最終的には医師の判断」などと修正を余儀なくされた。だが、入院患者を選別することで病床をなんとか確保しようという意図は明らかだ。そして、これからは入院したくでも入院できず、自宅でなくなる患者も増えてくるだろう。その決断の背景にあるものは何なのか。
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