東京オリンピックの日本代表としても活躍したサッカーJ1・サガン鳥栖のフォワード林大地選手が、ベルギー1部リーグのチームに完全移籍することになりました。
発表によりますと、サガン鳥栖のフォワード林大地選手は、ベルギー1部リーグのシントトロイデンに完全移籍することで両チームが基本合意したということです。
林選手は大阪出身の24歳。
大阪体育大学を経てサガン鳥栖にプロ入りし、J1のリーグ戦52試合に出場して14得点をあげています。
積極的にゴールに向かう闘志あふれるプレーが持ち味のストライカーで、ディフェンスの裏に抜け出す動きを得意とする一方、ポストプレーでのボールキープや前線からの守備でも貢献しています。
東京オリンピックの日本代表では当初バックアップメンバーでの選出でしたが、チームの選手の人数が拡大されてワントップとして5試合で先発出場しました。
シントトロイデンには林選手とともにオリンピックに出場したディフェンダーの橋岡大樹選手など、すでに5人の日本人選手が所属しているということです。
林選手は「シーズン途中にもかかわらず自分の思いを尊重して送り出してくれたチームには感謝しかありません。海外初挑戦で厳しい戦いが待っていますが、オリンピックの悔しさもバネに自分らしく全力でプレーし、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」とコメントを発表しました。
サガン鳥栖によりますと、9日ホームでのFC東京との試合のあと、林選手のセレモニーが行われるということです。