ソフトイーサは16日、同社のサービスに海外経由とみられるサイバー攻撃が多発していることから、影響を防ぐための設定の確認および新たなアップデート「Ver 4.37 Build 9758 Beta」の提供を開始した。サイバー攻撃は8月15日の8時40分頃から、海外のクラウドサービスのIPアドレスを発信源にして行われている模様。パスワードに使用されることの多い単語や人名を組み合わせてログインを行う総当たり攻撃と見られている(ソフトイーサリリース、ITmedia)。
リリースによれば、同社のSoftEther VPNとPacketiX VPNの利用者に当てたもので、IPsec 機能 (L2TP/IPsec、EtherIP/IPsec、もしくはL2TPv3/IPsec) を有効にしており、なおかつ事前共有鍵をデフォルト値のままにしている場合は注意が必要だとしている。アップデートとともに、8文字以上の事前共有鍵に変更するよう呼び掛けている。
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