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在留カードなど1000枚以上を自宅で偽造 中国籍の男逮捕

 外国人向けの「在留カード」を偽造したとして、中国籍の男が逮捕されました。「1000枚以上偽造した」と供述しています。

 埼玉県宮代町に住む中国籍の劉亮容疑者(36)は、今年6月下旬、ベトナム国籍の女性(20代)名義の在留カード1枚を偽造した疑いがもたれています。

 警察によりますと劉容疑者は、「在留カードや免許証、学生証などを1000枚以上偽造した」と供述していて、自宅からは偽造カード22枚やカードの台紙、パソコンとプリンターなどが押収されました。押収された偽造カードはおよそ8割がベトナム人名義で、不法滞在の外国人らに1枚5000円程度で販売されていたとみられます。

 劉容疑者は「SNSで誘われた」「お金が欲しかった」と供述しているということで、警察は偽造カードの製造を指示した人物がいるとみて調べを進めています。