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ベイエリアのDiamond Ageが今週、800万ドル(約8億8000万円)の資金調達を発表した。このシードラウンドをリードしたのはPrime Movers LabとAlpaca VCで、Dolby Family Ventures、Calm Ventures、Gaingels、Towerview Ventures、GFA Venture Partners、そしてSuffolk Constructionなど参加した投資家はとても多い。

同社の売りは、複数の最新技術を組み合わせて利用し、工期と工数を大幅に減らすことだ。Diamond Ageの主張では、同社のその技術が完全に実現すると、手作業を担当する人間労働者を55%減らし、一世帯住宅の建設工期を9カ月から30日に短縮できるという。今回の資金調達の一部は、コンセプトを実証するために、1100平方フィート(約102.2平方メートル)の「デモハウス」を建設するためのプロセスを整えることに使われる。

共同創業者でCEOのJack Oslan(ジャック・オスラン)氏は「私たちはアメリカンドリームを追う次世代のために、高品質で手頃なお値段の一世帯住宅を作る必要があります。それを実現する唯一の方法はオートメーションです」とプレスリリースで述べている。

具体的に同社が利用するのは、ロボットと3Dプリントだ。ロボットについては、26種類のロボットアームアタッチメントを用いて建設をサポートする。また、ガントリーを使った3Dプリンティング技術で、構造物の内壁や外壁を作る。

なぜベイエリアかというと、サンフランシスコのベイエリアは極めて住宅事情が逼迫しているからだ。一般の建設会社も、RaaS(Robotics as a Service)と呼ばれるレンタル方式で同社の技術を利用できる。料金の情報は、今回得られなかった。

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画像クレジット:Diamond Age

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(文:Brian Heater、翻訳:Hiroshi Iwatani)