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政府の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」は、感染状況を示す4つのステージのうちどのステージにあるか判断するための指標として、「医療のひっ迫具合」、「療養者数」、「PCR検査の陽性率」、「新規感染者数」、「感染経路が不明な人の割合」の5つを示しています。このうち「医療のひっ迫具合」は「病床使用率」「入院率」「重症者用病床の使用率」の3つの項目があります。内閣官房のまとめによりますと、今月19日時点で、▽緊急事態宣言が出されている東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府、沖縄県の1都1府4県と、▽20日から緊急事態宣言の対象となった茨城県、栃木県、群馬県、静岡県、京都府、兵庫県、福岡県の1府6県、それに、▽20日以降、「まん延防止等重点措置」が適用されている1道15県の合わせて29都道府県のすべてで最も深刻な「ステージ4」に相当する項目が複数あります。なお、病床関連の指標については、自治体の中にはすぐに受け入れることができる「即応病床数」などをもとに、異なる値を公表しているところもあります。