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「宣言」北海道・東海3県への拡大を検討、きょうにも方針決定

 北海道や愛知県などが緊急事態宣言の発出を要請したことを受け、政府は「宣言」の適用拡大について検討に乗り出しました。

 菅総理はきのう、西村経済再生担当大臣や田村厚生労働大臣らと“5大臣会合”を行い宣言の対象拡大などについて協議しました。北海道と愛知・岐阜・三重の東海3県が感染の急拡大などを理由に緊急事態宣言を求めていて、こうした自治体へ対象を拡大することや、その他の地域にまん延防止等重点措置を適用することについても協議したものとみられます。

 政府高官は、「要請を受けたらなるべく速やかに決めるのが原則だ」と話し、きょうにも方針を決める可能性を示唆しました。最終調整の結果、宣言拡大などが必要だと判断した場合は、あす正式決定する見通しです。