ファイザーの新型コロナウイルスワクチンがアメリカで初めて正式に承認されました。
アメリカのＦＤＡ＝食品医薬品局は２３日、ファイザーの新型コロナワクチンを１６歳以上を対象に正式承認したと発表しました。新型コロナワクチンの正式承認はアメリカで初めてです。
ファイザーのワクチンは、去年１２月から緊急使用が許可され、接種が進められてきました。１２歳から１５歳までの人への接種は、引き続き、緊急使用許可により可能となっていて、免疫が低下した人には、３回目の接種も認められています。
アメリカでは、接種を完了した人の割合が人口の５１％に留まっていて、ＦＤＡは今回の正式承認が「一部の人々にとって、ワクチン接種への信頼につながることになる」と今後の接種率の向上に期待を示しています。