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バスの車内で新型コロナウイルスのワクチン接種を受ける人=5月、中国・上海(ゲッティ=共同)

 【ロンドン共同】世界の新型コロナワクチンの接種回数が、英大学研究者らの24日の集計で累計50億回に達した。感染力の強いデルタ株の流行が続く中、40億回を突破してから1カ月足らずで到達したが、アフリカは少ないままで格差が鮮明に。国別では中国が最も多く、当初低水準だった日本は先進7カ国(G7)の中で米国に次ぐ2番目までになった。

 英オックスフォード大の集計では、国別で中国が約19億6千万回。次いでインド、米国、ブラジルと続く。日本は約1億1800万回で5位。G7の中では当初最少だったが、ドイツや英国を上回った。

 アフリカは大陸全体でも1億回に達していない。