イスラエルのセキュリティ企業NSO Groupが開発した「Pegasus(ペガサス)」というソフトウェアによって、少なくとも20カ国・180人以上のジャーナリストが監視されていたことが2021年7月に報じられました。Pegasusを用いたハッキングはiOSのゼロクリック脆弱(ぜいじゃく)性を利用したものであり、Appleは対策を講じていましたが、Pegasusはこのセキュリティ対策を回避。トロント大学の研究組織であるThe Citizen Labは新たに、Pegasusの監視対象となった9人の活動家と、その監視期間を特定し、どのようにハッキングが実施されたのかを明かしています。