美術館や博物館で展示されていてもおかしくない100年以上前の一点もの。そんな希少な衣服をバラバラに分解しているのが“衣服標本家”こと長谷川彰良だ。2016年に初めて開催した個展「半・分解展」は、30分待ちの入場制限がかかる日もあるほどの人気で、2週間で延べ1400人超を集客してアパレル業界を驚かせた。多くの洋服マニアを熱狂させた同展はこれまでに計8回開催され、ファンを増やし続けている。 そ…