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オフィスのデスクの上は、書類や文房具などの小物などで散らかりがち。物があふれ乱雑になったデスクは、使う人の印象までも左右してしまいます。そこで今回は、スマホやタブレットなどのデジタル周辺機器を扱うブランド「MOTTERU」とコラボし、デスクまわりをスッキリ見せる整理術を紹介します。教えて頂くのは、整理収納コンサルタントの森山尚美さんです。

整理収納コンサルタント

森山尚美さん

シンプルライフスタイリスト、整理収納コンサルタント。看護師として病院勤務ののち、11年間の専業主婦時代に片づけ、シンプルライフに開眼。2012年整理収納アドバイザー1級を取得。SIMPLUSを立ち上げ、「モノを手放して、時間と心のゆとりを手に入れる、人生をもっと楽しむための片付け」を伝えるレッスンをご提供しています。自身もシンプルライフを実践し、現在は看護師と整理収納コンサルタントの両方を、マイペースで楽しみながら活動中です。

 

【まずは現状把握】デスクが散らかる原因は“物の多さ”

まずは編集部のデスクをご覧頂きましょう。こちらは筆者が実際に仕事をしているデスクですが、書類が積み重ねられ、タブレットやノートPCなどのデバイスが所狭しと置かれています。

 

こちらのデスクを森山さんにチェックして頂いたところ、以下の3つのアドバイスを頂きました。

1.デスク上に物が多すぎます。デスク上は作業する場所で、物を置く場所ではありません。置く物は最小限にして、なるべく広くスペースを使えるようにしましょう

2.書類や物は積み重ねると一番上のものしか見えず把握できないので、ファイルボックスなどを利用し、立てて置くようにしましょう

3.ケーブル類が多く乱雑な印象。まとめると見た目もスッキリします。使っていないケーブルはバンドなどで束ねるとよいでしょう

↑たこ足配線の充電ケーブルは乱雑な印象を与えてしまいます

 

[その1]充電ケーブルは多ポート充電器で見た目スッキリ

森山さんから頂いたアドバイスを元に、まずは乱雑になりがちな充電ケーブルをまとめることに。用意したのはMOTTERUのUSB 5ポート搭載のAC充電器(MOT-AC60PD30U4)。こちらは、汎用性の高いUSB-Aタイプのポート4つに加え、最近対応機器が増えているUSB Type-Cを1つ備えています。

↑MOTTERUのUSB 5ポート搭載のAC充電器(実売価格2999円)

 

USB Type-CポートはPower Delivery3.0に対応しており、最大30Wの出力が可能。対応するスマホやタブレットなら、より短い時間で充電することができます。USB-Aタイプのポートは各2.4A出力に対応。デバイスに合わせて最適な給電を可能にする「かしこく充電」対応しており、同時に5台までのデバイスを充電できます。

↑PD対応のUSB Type-Cポート×1と、USB Aポート×4の計5ポート搭載

 

また、縦置き用のスタンドが付属しているので、デスクの上で場所をとらず設置できるのもポイント。モニターの横など、ちょっとしたスペースにも置くことができます。

↑縦置きすればわずかなスペースに置けます。見た目もスッキリ!

 

編集部のデスクでは、スマホやタブレットに加え、卓上扇風機やモバイルバッテリーなど様々なデバイスを充電するため5ポートのAC充電器をセレクトしましたが、スマホ+αでOKという方なら2ポートタイプのものもオススメです。

 

MOTTERUの2ポートAC充電器(MOT-ACPD65WU1)は、半導体に「GaN(窒化ガリウム)」を採用しており、コンパクトなのに最大65Wの高出力が可能。USB-Type C対応のノートPCなども充電することができます。持ち運びもできるので、外出先で充電したいときにも便利。

↑充電デバイスが少ない方なら2ポートタイプ(実売価格3980円)がオススメ。65Wの高出力でノートPCなども充電可能です

 

[その2]使っていないケーブルはバンドでまとめて

使っていないケーブルは、ケーブルバンドでまとめておきましょう。シリコン製のケーブルバンド「sofumo」(MOT-CBBAND01)はカラフルな5色のバンドがセットになっており、ケーブルの種類によって色で分けるなど便利に使うことができます。カラーは、シックな色調の「ダークカラー」と、淡い色合いの「ペールカラー」の2種類を用意。5色×2本の計10本入りなので、家族や友人とシェアしてもいいですね。

↑シリコン製ケーブルバンド「sofumo」(実売価格1280円)。こちらは「ダークカラー」

 

↑このように充電ケーブルをコンパクトにまとめることができます

 

 

[その3]スタンドはオン/オフで使えるマストアイテム

続いて、サブモニター代わりに使っているタブレットに定位置を作ってあげることに。このタブレットは、PCで仕事をしているときにブラウザで調べ物をしたり、オンライン会議用の端末として利用したりと使う機会が多かったのですが、いままでは単に立てかけて置いていたため、専用スタンドを用意しました。

 

このMOTTERUのスライド可動式スタンド(MOT-SPSTD05)は、端末のサイズに合わせて底部やデバイスを乗せる部分を大きくすることが可能なタイプ。4~6インチ程度のスマホから13インチのタブレットまで幅広い端末に対応できます。また、角度や高さの調節もできるので、様々なシーンで活用可能。例えば、床に置いて寝転がってスマホで動画を見たり、キッチンに置いてレシピ動画を見ながら料理したりと、工夫次第で色々な用途に使えます。

↑スライド可動式スタンド(実売価格1299円)。カラーはブラック、ホワイト、グレー、ピンクの4色。画像はピンク

 

↑スライドさせれば大きな端末も安定して置けます

 

コンパクトに畳むこともできるので、持ち運びも簡単。また、端末を支える部分がアーチ状にカットされているので、スマホを置きながら充電をすることもできます。

↑畳めばコンパクトに。持ち運びも楽々です

 

オススメの使い方は、携帯ゲーム機を置くこと。ゲーム機を手に持ってプレイすると、重さで腕が疲れてくるのですが、スタンドに置けばコントローラーを持つだけOK。また、スタンドに置くことで姿勢が安定しやすく、長時間遊んでも疲れにくくなりますよ。

↑携帯ゲーム機を置くのもオススメ

 

また、スライドによるサイズの調整が不要なら、こちらのアルミ製のスタンドもオススメ。コンパクトなサイズながら、4~13インチまでの端末に対応しており、1台でスマホからタブレットまで乗せることができます。スタイリッシュな印象のアルミ素材なので、デスク上をすっきり見せる効果も。

↑スタイリッシュなアルミスタンド(実売価格1499円)。カラーはブラック、ホワイト、パープル、ブルー、グレーの5色。画像はパープル

 

[その4]Apple Watchユーザーなら専用スタンドの導入も◎

このほか、Apple Watchユーザーにオススメなのが、Apple純正充電器を取り付けられるこちらのスタンド。腕から外して乗せておくだけでワイヤレス充電してくれます(対応機種のみ)。縦置き、横置き両対応です。

↑Apple Watch用スタンド(実売価格1980円)。カラーはブラック、シルバー、ブルー、グレーの4色。画像はブルー

 

ビジネスシーンでもプライベートでも活躍してくれる便利なスタンドは、ぜひデスク上の整理に活用してほしいマストアイテムです。

 

スマホやケーブルの位置を整理するとデスクがスッキリ

森山さんからは、冒頭に頂いたアドバイスに加え、デスク整理の基本を教えて頂きました。

・作業中によく使う物と、時々しか使わない物を仕分けて、時々しか使わない物は引き出しや棚など、デスク上ではないところに収納する

物を探す時間は何よりも無駄。物の置き場所を常に把握して、必要な時にすぐ手に取れるように

利き手に注意。右利きなら、デスク上の文房具や足元の引き出しなどは右側に配置したほうが使いやすい。左側には余計な物を置きがちなので、意識して整理する習慣を

 

それらのアドバイスを元に整理してみたデスクがコチラ。デスク上の物を減らすとともに、AC充電器やスタンド、ケーブルバンドなどを活用することで、見た目もスッキリ美しくなりました。これならデスク上に何があるのか一目でわかりますし、作業するスペースも十分に確保できます。

↑デスクがスッキリきれいに片付きました!

 

デスクを片付ける上でとにかく大事なのは、「なるべく物を置かないように心がけること」ですが、スマホやタブレットなど複数のデバイスを持ち歩くことが当たり前の現代では、「充電ケーブルが乱雑にならないようにする」「スタンドを活用してスマホ・タブレットの定位置を作る」ことも重要なようです。デスクをキレイにしたいけど、なかなかうまく片付けられないという方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

次回は、リモートワークの浸透により需要が増えている自宅の仕事用デスクの整理術を森山さんに教えて頂きます。お楽しみに!

 

 

撮影:我妻慶一

 

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