「1912年、東京の有楽町ではじまったタクシーは、ビジネスモデルが100年間変わっておらず、全国6000社の事業者が同じ課題を抱えている」。こう指摘するのは、タクシー業界のDXを推進するスタートアップ、電脳交通のファウンダーで代表取締役社長CEOを務める近藤洋裕氏だ。2020年からのコロナ禍で業界全体が大打撃を受けるなか、いかに活路を見出していくべきか。近藤氏へのインタビューを通じて紐解いた。