シリア沿岸部の発電所でタンクから流出した大量の石油が地中海に広がり、1日にはキプロス島に達する恐れがある。キプロスの水産海洋当局が8月31日に警告を発した。 シリア当局は先週、沿岸部バニヤスにある火力発電所で23日から、燃料の石油1万5000トンが入ったタンクが油漏れを起こしたと発表。流出はその後収拾できたと述べていた。 衛星画像を分析したスペインのオービタルEOS社によると、流出した石油は当…