日本の同人ゲームやインディーズゲームに焦点を当てた新レーベル「わくわくゲームズ」を発表したばかりのコーラス・ワールドワイド(関連記事)。現在開催中の「BitSummit THE 8th BIT」の京都・みやこめっせ会場では,同社が本レーベルを通じて2021年末より順次リリース予定の4タイトルが展示されている。
それぞれどんな内容の作品なのか紹介してもらったので,ゲーム概要をお伝えしよう。
※以下,発売予定日や予定価格は2021年9月3日時点のもの
百年王国
「百年王国」はkaeru-san gamesが開発中のシミュレーションゲームだ。戦争や災害などのマイナス要素がないのが特徴で,ボードゲームでいうところの“拡大再生産”系ゲームに近い。プレイヤーは「神託の巫女」と共に,100年間(=100ターン)で文明を発展させていき,最終スコアを競う。クリアするたびに,異なる特徴を持つ巫女が選べるようになり,全部で5人の巫女が登場するとのこと。
タイトル名:百年王国(ひゃくねんおうこく)
開発:kaeru-san games
ジャンル:シミュレーション
プラットフォーム:PC / Nintendo Switch
発売予定日:2021年末
価格:1500円(税込)予定
ケチャップ and マヨネーズ
可愛らしいグラフィックスが目を引くのは,タタラバニが開発中の「ケチャップ and マヨネーズ」。本作は,ケチャップとマヨネーズの2人のキャラクターが,カプセルに入った少女が家の裏庭に落ちてきたことをきっかけに世界を冒険するRPG。シンボルエンカウントで発生し,ターン制で進行するバトルには,選択した武器によってキーを連打したり,タイミングよくキーを押したりといった,ちょっとしたアクション要素がある。
タイトル名:ケチャップ and マヨネーズ
開発:タタラバニ
ジャンル:RPG
プラットフォーム:PC
発売予定日:2021年末よりアーリーアクセス開始予定
価格:未定
虚無と物質の彼女
Hojo Gamesの「虚無と物質の彼女」は,謎の物質によって閉ざされた架空の都市「蓮上市」を舞台に2人の高校生が敵対生物と戦う,オープンワールド風RPG。写実的な風景とアニメ風のキャラクターを組み合わせたグラフィックスが特徴で,戦闘ではアクション満載のバトルを繰り広げる。完全なオープンワールドではないが,ゲームの舞台となる蓮上市はかなり広く,徒歩だけでなく自転車を使った移動もあり,自由度の高い探索ができるという。
タイトル名:虚無と物質の彼女
開発:Hojo Games
ジャンル:RPG
プラットフォーム:PC / Nintendo Switch
発売予定日:2021年末
価格:未定
レトロゲームエイリアンズ
qbertが開発中の「レトロゲームエイリアンズ」は,謎の少女と一緒に,彼女が持っている携帯ゲーム機でゲームをプレイするというアドベンチャーゲーム。1980年代のPCゲームを思い起こさせる3つのゲーム内ゲームが収録されており,どれもきっちりとゲーム開始からエンディングまで遊べるという。3つのゲームそれぞれの内容が本編のストーリーとリンクしているとのことで,どんな物語になるのか楽しみだ。掲載したスクリーンショットは一部テキストが英語だが,実際は日本語でプレイできるのでご安心を。
タイトル名:レトロゲームエイリアンズ
開発:qbert
ジャンル:ノベルゲーム
プラットフォーム:PC
発売予定日:2021年末
価格:未定