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数世代の間、ワイヤレスイヤフォンを展開したOnePlus(ワンプラス)はとうとうAirPods Pro、そしてプレミアムマーケット全体を視野にとらえた。廉価スマホのNord 2の発売などを含む米国時間7月22日のイベントの一環として、OnePlusは正式に「OnePlus Buds Pro」を発表した。

主な機能は、最大40dBの周囲音を排除するために搭載マイク3つを使ったアダプティブノイズキャンセリングだ。フィルタリングのレベルを選べる標準的なアクティブノイズキャンセリングに勝る、と同社はいう。OnePlus Buds Proは11mmのダイナミックドライバーを搭載し、Dolby Atmosに対応する。

バッテリー駆動時間はイヤフォンだけで最長10時間(ノイズキャンセリングなしの場合)、ケースを活用すると38時間となる。ケースはサードパーティのQiパッドでワイヤレス充電でき、10分の充電で10時間駆動分を賄える。

画像クレジット:OnePlus

150ドル(約1万6500円)という価格はAirPodsよりも100ドル(約1万1000円)安いが、ここでみんなが比較したいのは、おそらくNothingが発表したイヤフォンEar(1)の99ドル(約1万1000円)という価格だろう。しかしOnePlusは共同創業者の新会社より1週間先んじることができた。

偶然だろうか。あなたに判断して欲しい。正直なところ、Ear(1)が遅れたことを考えると偶然だろう。

この価格だとOnePlus Buds Proは最近発表されたBeats Studio BudsやGoogleのPixel Buds、SamsungのGalaxy Buds Proと並ぶ。つまり、これら一群の真ん中あたりだ。デザイン的にはAirPods Proにそっくりではあるが、メタリックなステムが黒または白のバッズの底から伸びている。

筆者はOnePlusの最初の完全ワイヤレスイヤフォンOnePlus Budsにかなり圧倒された。このイヤフォンはオリジナルのNordスマホのリリースに合わせて70ドル(約7700円)と極めてアグレッシブに価格設定された。OnePlus Buds Proは米国とカナダでは9月1日に発売される。

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カテゴリー:ハードウェア
タグ:OnePlusイヤフォン

画像クレジット:OnePlus

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(文:Brian Heater、翻訳:Nariko Mizoguchi