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9月14日、革新的な商品がデビューした模様。販売数量がリニューアルからわずか1年強で4億本を突破(※1)した「麒麟特製」ブランドから、レモンサワーに次ぐ中核商品として、満を持して送り出された新商品『麒麟特製辛口こだわりサワー』です。
最大の特長は、その名の通り“辛口”であること。ビールや日本酒に“辛口”があっても、“辛口”を前面に打ち出した缶チューハイは珍しいでしょう。しかも、今までのサワーにはない、ただ甘くないだけではないうまみの効いた辛口は、食事にもしっかり合う、一杯目から楽しめる味わいになっているとか。
ビール党も一度試してみたくなる、サワーの新境地。百聞は一見にしかずで、まずは試しに一杯。さらに開発者へのインタビューとフードペアリングの感想とともに、“新体験サワー”の正体を明かしていきます。
※1:250ml換算(2020年4月リニューアルより2021年6月末の出荷実績)
麒麟特製辛口こだわりサワー
“うまさの源”となる「米うまみエキス」によって、複層的で深みのある新しいうまさを実現。ただスッキリ甘くないだけでなく、しっかりとしたうまみが感じられる辛口サワーだ。
今までにない、キリッと辛口でありながら、しっかりうまみが効いている!
これまで仕事とプライベートで、あまたの缶チューハイを試飲してきた筆者。そのどれとも似つかない新しい辛口サワーということで、期待を胸に、まずは飲んでみることに。第一印象で感じたのは、これぞ辛口! というキリッとした味わいと、今までにないふくよかで心地よいうまみ。単に辛口・爽快なだけではなく、このうまみがあることで上質感や満足感を感じます。またアルコール9%でありながらカドがなくてスムース、飲み終わりにお酒が心地よく鼻抜けする余韻があることも印象的です。
特にアタックの強さに複層的なボディ感があって、正直感激するほどのうまさ! いつもは“一杯目はビール”が基本なのですが、この辛口サワーなら単体でももちろん、食事とも一緒に楽しめる定番のお酒になりそうな予感です。
サワーに新しい味わいの“辛口”を実現した3つのうまみ
なぜ、こんなに辛口でうまいのか。その秘密を暴くべく、サワーに新しい辛口を実現した張本人を直撃してみることにしました。答えてくれたのは、キリンビール マーケティング本部 マーケティング部の辻次美祐(つじつぐみゆう)さんです。
まずは開発経緯から。なぜ辛口に着目し、「麒麟特製」ブランドから発売したのかを、市場のニーズなどにも触れながら教えてもらいました。
「現在、RTD(ready to drink)市場において急成長しているのはレモンサワー。麒麟特製ブランドにおいても、一番の売れ行きとなっています。その一方で、『フレーバーや甘さがなく、お酒のうまさをじっくりと楽しめて、どんな食事にも合うサワーを飲みたい』というお客様も多くいらっしゃいます。そんなお客様をより深く理解していくなかで、既存のレモンサワーは『甘さがあるし、柑橘の味がお酒のうまさを邪魔してしまう』、ドライ系サワーは『嫌なアルコール感があっておいしくなさそう』などの満たされていないニーズがあることを突き止めました」(辻次さん)
そこで思い立ったのが、「“辛口”のサワーをつくろう」という着想だったといいます。
「甘くなくすっきり飲めるのに、ビールや日本酒にも似た複層的なうまみが楽しめる、サワーに今までなかった味わいの“辛口”にたどり着きました。ただ味がしないだけではなく、しっかりうまみがあるのが“辛口”である、という発見と、キリンの130年以上のお酒づくりの技術を結集してつくる麒麟特製のつくり方なら、高アルコールでも嫌なアルコール感がなく、お酒のうまさを楽しめる味わいがつくれるはず、という思いで開発を進めました」(辻次さん)
すでに、“甘くない”テイストをウリとしたドライサワーもありますが、どのような違いがあるのでしょうか?
「新発売の『麒麟特製辛口こだわりサワー』は、『米うまみエキス』や、隠し味の『柑橘うまみエキス』『天日塩』などにより、複層的な味わいに仕上がっている点が大きな違いです。ドライと同じすっきりとした後キレの良さもありながら、この“複層的なうまみ”が、キリッとうまい辛口の味わいを実現しています。あらゆる料理にもマッチする自信作です!」(辻次さん)
筆者が感じた味の厚みには、今回新採用となった「米うまみエキス」が関係している気がします。詳しく聞くと、米うまみエキスとは、じっくり時間をかけて米を加熱・熟成させ、手間暇かけてうまみを引き出した“熟成によるうまさの源”だと、辻次さんは言います。
「辛口なお酒になじむ、上質なうまみをもつ原料を探したなかでたどり着いたのが、お米です。特に日本人にとっては主食ですし、日本酒や米焼酎など、お米を使ったお酒も古くから親しまれていますよね。そこにヒントを得て、『麒麟特製辛口こだわりサワー』に最適なうまみ成分を、手間暇かけながら熟成させて引き出しました」(辻次さん)
「『麒麟特製辛口こだわりサワー』では、お米を時間をかけて熟成させることで、うまみを存分に引き出して使用しています。これによってビールや日本酒などの醸造酒が持つような、複層的でまろやかなうまみを感じることができるのです」(辻次さん)
つくり方を知るほど、このサワーに込めたこだわりがひしひしと伝わってきます。さらに辻次さんは、麒麟特製サワーすべてで使われている特製の「柑橘うまみエキス」、海水を太陽と風の力で結晶化させたこだわりの「天日塩」といった隠し味も、『麒麟特製辛口こだわりサワー』には欠かせない要素だと力を込めます。
「米うまみエキスも含めたこれらによって、複層的なうまみとすっきりした味わいをもった『麒麟特製辛口こだわりサワー』は、一緒に召し上がる食事の味を邪魔することなく、引き立ててくれます」(辻次さん)
まったく新しい辛口のうまさで、食シーンでは名バイプレイヤーに
徹底的にこだわり抜いてつくられたからこそ、この甘くないのにうまみを感じられるという新しい辛口サワーは実現できたのでしょう。しかし、食事の味を邪魔せず、むしろおいしさを引き立てるとは本当なのか———『麒麟特製辛口こだわりサワー』は、料理と合わせることでよりその魅力を実感できることを教えてもらいました。そこで筆者も、フードペアリングを実践することに! 比較的味の繊細な和食から、タイプの異なる3品を用意し、本当に食事のおいしさを引き立てるのか、検証してみました。
● 1品目は「冷奴」
発酵食材素材などをのせ、それぞれの素材との相性をチェックします。
まずは豆腐単体でペアリング。「麒麟特製辛口こだわりサワー」が甘くないので豆腐の凝縮した大豆のうまみをしっかり感じられ、上品に調和します。これはおかかに関しても同様でした。じんわり広がる繊細なダシの風味を、「麒麟特製辛口こだわりサワー」がやさしくキャッチします。
酸っぱい梅や、発酵のうまみが効いた漬け物との相性もお見事。この場合は「麒麟特製辛口こだわりサワー」がもつ酸味や複層的なうまみが前面に出て、それぞれに寄り添います。まるで料理の味付けに合わせて個性をアジャストするような、器用な汎用性。また、酒の味が料理を邪魔せず、脇役に徹する名バイプレイヤーっぷりも素晴らしいですね。
● 2品目は「寿司」
生魚も繊細な食材の代表格であり、爽快感の強い高アルコールサワーのペアリングとしては苦手なカテゴリーといえるでしょう。果たして『麒麟特製辛口こだわりサワー』はどうマッチするのでしょうか?
寿司には辛口の日本酒や苦味のあるビールなどがよく合いますが、『麒麟特製辛口こだわりサワー』も非常に好相性。厚みのあるボディが魚のうまみや脂と調和し、一方でクリアな爽快感が臭みをカットします。
これは3つの隠し味のなせる技でしょう。「米うまみエキス」「柑橘うまみエキス」「天日塩」が各魚のうまみや酢飯の酸味にフィットしながら、素材のおいしさを底上げするのです。寿司ダネは濃い味の漬けまぐろやツメを塗ったあなごなどのほか、もちろん寿司ではないお造りにも合うと思います。
● 3品目は「肉じゃが」
肉と野菜を盛り込んだ家庭的な煮込み料理として、肉じゃがをチョイス。甘じょっぱくてダシも香る、今回のなかでは濃い味付けです。
ジューシーな肉は『麒麟特製辛口こだわりサワー』のキリッとした爽快感ですっきり、野菜に関しても素材のうまみを残しつつ、まろやかなボディがぴったりなじみます。また、甘じょっぱい料理に合わせると『麒麟特製辛口こだわりサワー』が導かれるように調和。やはりこの、臨機応変に対応する万能性には驚きです。
また、温かい料理に対する温度のメリハリも絶妙。ストレートな冷涼感で押し流すのではなく、料理の余韻を残しながらすっきりさせる心地よい後口は、隠し味に奥深いうまみをもつ『麒麟特製辛口こだわりサワー』ならではだと実感しました。
新しいうまさの「辛口サワー」。今夜の晩酌に楽しんでみては?
「米うまみエキス」「柑橘うまみエキス」「天日塩」という3つの隠し味で、繊細な料理には静かに、濃厚な料理には能動的に寄り添う『麒麟特製辛口こだわりサワー』。まさにグルメな秋にふさわしい、料理をおいしくする辛口のサワーです。
上質感のあるグレーを用いたパッケージデザインは、お店の棚でも目立つこと間違いなし。晩酌のお供にするのはもちろん、休日はブランチから。食事とのペアリングを楽しむもよし、単体で「辛口」の新しいうまさを体感するもよし。「サワーに辛口」という新体験を、ぜひ楽しんでみてください。
キリン「麒麟特製辛口こだわりサワー」の詳細はこちらから
写真/湯浅立志(Y2)