大阪府は、新型コロナウイルス感染「第5波」への警戒を強め、急ピッチで準備を進めている。3月以降の第4波では変異株の猛威に見舞われ「医療崩壊」を招いた。新たな感染拡大が顕著となるなか、最大の懸念は感染力が既存株の約2倍ともいわれるインド由来の変異株「デルタ株」だ。府は反省と教訓を踏まえ、病院機能の再編と病床の効率的な使用、自宅療養者らの支援強化を図っている。
大阪府は、新型コロナウイルス感染「第5波」への警戒を強め、急ピッチで準備を進めている。3月以降の第4波では変異株の猛威に見舞われ「医療崩壊」を招いた。新たな感染拡大が顕著となるなか、最大の懸念は感染力が既存株の約2倍ともいわれるインド由来の変異株「デルタ株」だ。府は反省と教訓を踏まえ、病院機能の再編と病床の効率的な使用、自宅療養者らの支援強化を図っている。