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エリクソンは都市部で5Gサービスを可能にする新製品を発表した。同社によると人口の密集した都市環境では、5Gの接続性が低下するおそれがあることから、周波数帯活用の効率化や基地局設置の合理化などが必要であるという。同社は低帯域、中帯域、高帯域のそれぞれで帯域強化を図るため、3種類の新製品を用意した(エリクソン 日経クロステック)。

その一つとして、既存の街灯を利用して低周波数帯および中周波数帯向け5G基地局として利用できる「Street Radio 4402」も用意されている。この製品は米国のスタートアップUbicquiaとの共同開発したもので、既存の街灯を15分という短い作業時間で基地局化できるとしている。このほか、ビームフォーミング機能を持つミリ波対応基地局の「Street Macro 6705」や設置場所を選ばない小型の4T4R(4送信4受信)アンテナ統合型無線装置「AIR 4435」といった製品も用意している。

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