GIGAスクール構想で配布されたタブレット端末で、IDは出席番号、パスワードは児童全員で「123456789」に統一して設定されていたことでなりすまし被害が起き、結果として小学6年生がいじめを苦に自殺する出来事が起きている。この事件はタブレットを全国でいち早く配布した東京都町田市のICT推進校で起きたもの(プレジデントオンラインその1、その2、その3、産経新聞)。
類推しやすいIDやパスワードを使用していたことで、授業の感想や気づいたことなどを記録するスプレッドシートを他人のアカウントで消すなどの行為が横行、その責任をなすりつけるいじめ行為なども多発していたという。しかし、児童側でなりすましを防ぐためにパスワードを変えた場合は、先生に勝手に変えるなと怒られる事態なども起きていたとされている。
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