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 ソディックは2021年9月16日、使い勝手を高めた金属3Dプリンター「LPM325S」を開発したと発表した。同年10月に受注を開始する。材料である金属粉末(以下、粉末)を自動で供給・回収するユニットであるMRS(Material Recycle System)を開発し、標準装備した。利用者自身がMRSを付け替えるだけで粉末の種類を変更できる上、所要時間は2時間以内と短い。そのため、手軽に製品の幅を広げることができる。これに対し、従来の金属3Dプリンターは1種類の粉末に対して1台の機械を割り当てており、粉末を切り替える場合は2日ほどかかっていた。