菅総理の後継を選ぶ自民党総裁選がきょう告示されます。4人の候補による選挙戦の構図が固まり、本格的な論戦がスタートします。
自民党総裁選には、岸田前政調会長、高市前総務大臣、河野行革担当大臣、野田幹事長代行の4人が立候補を表明しています。
きょう告示される総裁選は、国会議員票383票と党員・党友票383票の合わせて766票で争われ、立候補者は投開票が行われる29日まで討論会などを通じて政策をアピールします。
岸田文雄前政調会長
「勝利に向けて、最後の最後まで戦い抜きたいと思っています」
高市早苗前総務相
「私の全てをかける、このように誓っております」
河野太郎行革相
「新しい日本の国、新しい自民党を作っていきたいと思っております」
野田聖子幹事長代行
「保守の政治を自民党の中で作り上げていきたいと思います」
4人はきのう、このように決意を語りました。
立憲民主党 安住淳国対委員長
「全くコロナそっちのけで『党改革』なんて恥ずかしいと思いますよ」
一方、立憲民主党の安住国対委員長は、総裁選の焦点に「党改革」があげられていることに疑問を呈し、自民党の姿勢を批判しています。