新型コロナウイルス対策で19都道府県に発令されている緊急事態宣言が13日、延長期間に入った。全国的に新規感染者数は減少の兆しが見えているが、首都圏や関西圏を中心に病床使用率は高水準で推移。患者の搬送先が決まらない救急搬送困難事案が相次ぎ、逼迫(ひっぱく)する重症病床の確保が課題となっている。重症患者を受け入れる医療現場では、限られた病床で患者やスタッフの負担軽減を図ろうとする一方、病床の集約化や機能分担の徹底を求める声が上がっている。
新型コロナウイルス対策で19都道府県に発令されている緊急事態宣言が13日、延長期間に入った。全国的に新規感染者数は減少の兆しが見えているが、首都圏や関西圏を中心に病床使用率は高水準で推移。患者の搬送先が決まらない救急搬送困難事案が相次ぎ、逼迫(ひっぱく)する重症病床の確保が課題となっている。重症患者を受け入れる医療現場では、限られた病床で患者やスタッフの負担軽減を図ろうとする一方、病床の集約化や機能分担の徹底を求める声が上がっている。