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 米首都ワシントンで24日に開かれる日米豪印4カ国(クアッド)首脳会合では、半導体のサプライチェーン(供給網)づくりで連携する方針を確認する見通しだ。背景には台頭する中国への対抗に加えて、深刻な半導体不足が各国の経済安全保障を脅かしている現状がある。半導体の確保には日本のユーザー企業も苦慮しているだけに、リスクへの対応力を高められる4カ国の結束は追い風となりそうだ。