アメリカ訪問終えた菅首相が帰国へ “宣言解除”速やかに判断
アメリカで日米首脳会談などを終えた菅総理は、きょう未明、帰国の途につきました。今月末に期限を迎える緊急事態宣言の解除について帰国後速やかに判断します。
菅総理は、「クアッド」と呼ばれる日米豪印の首脳会合や、バイデン大統領との日米首脳会談など全ての外交日程を終え、アメリカを出発しました。きょう夕方に帰国する予定で、今月末に期限を迎える東京など19都道府県への新型コロナウイルスの緊急事態宣言の解除について最終判断することにしています。
すでに政府は、新規感染者などの指標が大幅に改善しているとして全面解除の検討を行っていて、菅総理も“状況は確実に好転している”という認識を示しています。
政府は専門家の意見も踏まえ、あすにも解除についての方針を固め、あさって対策本部を開いて正式に決定する見通しです。