新型コロナウイルスの感染第3波が半年も続いたタイで、ようやく収束の兆しが見られるようになった。政府は新たな感染症対策費用として1兆バーツ(約3.3兆円)を借り入れる計画で、一気に経済の回復を進めたい考えだ。最大の貿易港、レムチャバン港の取扱貨物量も上昇に転じるなど輸出を中心に環境も整いつつある。こうした中で、勢いをそぎかねない懸案材料として街頭デモなどの政治リスクが急浮上している。
新型コロナウイルスの感染第3波が半年も続いたタイで、ようやく収束の兆しが見られるようになった。政府は新たな感染症対策費用として1兆バーツ(約3.3兆円)を借り入れる計画で、一気に経済の回復を進めたい考えだ。最大の貿易港、レムチャバン港の取扱貨物量も上昇に転じるなど輸出を中心に環境も整いつつある。こうした中で、勢いをそぎかねない懸案材料として街頭デモなどの政治リスクが急浮上している。