今年の東京ゲームショウはオンライン開催と平行し、限定的ながら会場設置も実施されました。そちらでは、各社がそれぞれブース出展を行い、試遊プレイやアイテムの展示、原作再現のフォトスポットなどを展開しています。
バンダイナムコエンターテインメントもブースを出しており、かなり大きなスペースを占めていました。その半分ほどは、『リトルナイトメア』シリーズの世界観を再現した一角と、関連商品の紹介。また、試遊プレイなどが用意されました。
そちらの模様は、別途詳しく取り上げていますので、興味がある方はそちらも併せてご覧ください。本記事では、『リトルナイトメア』コーナー以外の部分をお伝えします。
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ブースの約半分にわたる『リトルナイトメア』コーナーの反対側では、同社がリリースする4タイトルの試遊プレイが展開。気になる作品に一足早く触れられるのは、TGSにおける醍醐味のひとつです。
限定的な現地開催ながらも、『アイドルマスター スターリットシーズン』は試遊プレイ環境を2台分用意。PS4とSteamで幕開けするシリーズ最新作では、「スターリットドーム」のこけら落とし出場に挑むべく、事務所の垣根を越えたアイドルユニットを結成し、春夏秋冬にわたる「スターリットシーズン」を駆け抜けます。
『アイドルマスター』『シンデレラガールズ』『ミリオンライブ!』『シャイニーカラーズ』の4作品から選抜されたアイドルたちが登場し、自由な編成で彼女たちをプロデュース。また、新アイドルの「奥空 心白」やライバルキャラなどの存在も、本作を大いに盛り上げてくれます。
同じく2台の試遊スペースを確保しているのが、『スーパーロボット大戦30』。こちらは、ニンテンドースイッチとPS4、そしてSteamにリリースされます。数々のロボット作品がクロスオーバーし、夢のような共演を果たす人気シリーズ最新作が、TGSにやって来ました。
様々なガンダム作品をはじめ、「コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道/復活のルルーシュ)」や「真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日」、「劇場版 マジンガーZ / INFINITY」などが参戦。
また、「勇者警察ジェイデッカー」や「覇界王~ガオガイガー対ベターマン~」、「SSSS.GRIDMAN」などの新規参戦も見逃せません。シリーズ30周年を記念する『スーパーロボット大戦30』も、注目を集める一作となることでしょう。
3つめの試遊可能タイトルは、『THE DARK PICTURES』シリーズの最新作『THE DARK PICTURES: HOUSE OF ASHES』。ホラー・アドベンチャーの新たな恐怖が、PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Steamに向けて放たれますが、その恐ろしさがTGSにも舞い降りました。
2003年のイラクを舞台に、謎めく地下神殿で生き残りを懸けた脱出行を描く本作は、時に登場人物の生死を分ける要素にもなりかねない選択も迫られる「ソロプレイモード」、様々なキャラクターたちの視点でドラマを描く「シェアストーリーモード」、そして最大5人で楽しむ「ムービーナイトモード」を用意。会場では、その要素の一部を味わうことができます。
そして最後の試遊台は、『ファーミングシミュレーター 22』。こちらも、PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Steamと、幅広いプラットフォームに展開します。ここまでの3作品はいずれも今月中に発売されますが、本作は11月22日(Xbox Series X|S/Xbox One/Steam)と25日(PS5/PS4)にリリース予定。
農業や畜産、林業を軸に、農場経営の苦労や醍醐味をたっぷり味わえる本作は、オンラインマルチプレイも可能。プラットフォームによってフレームレートや画面解像度に差が出るため、どのハードで遊ぶか今のうちに検討しておくのもお勧めです。
展示面は『リトルナイトメア』コーナーに注力し、試遊体験の場を出来るだけ広げたバンダイナムコエンターテインメントのブース出展。いずれも発売が近いタイトルばかりなので、この試遊プレイに触れた各メディアやインフルエンサーのレポートを、購入判断の一助にしてみるのもよさそうです。