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 【ニューヨーク共同】7日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比337.95ドル高の3万4754.94ドルで取引を終えた。米連邦政府の債務上限問題で与野党が合意し、懸念されていた米国債のデフォルト(債務不履行)が当面回避されることになったため、投資家の警戒感が後退して買いが優勢となった。

 米議会上院の与野党は7日、債務上限を12月初旬まで一時的に拡大することで合意した。朝方発表された米週間失業保険申請件数が市場予想より少なかったことも好感した。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は続伸し、152.11ポイント高の1万4654.02。