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7日夜の地震の影響で、車両の一部が脱線し、今も運転見合わせが続く都営の「日暮里・舎人ライナー」は、運転再開が10日以降になる見通しです。

東京都によりますと、7日夜の地震の影響で「日暮里・舎人ライナー」の先頭から3両が脱線している東京・足立区の現場には8日午前9時すぎから、国土交通省の鉄道事故調査官らが訪れ、事故原因の検証などを行っています。

日暮里・舎人ライナーは8日朝の始発から運転を見合わせていて、運転再開は、10日以降になる見通しです。

都は、「2、3日中を目標になるべく早期に復旧したい」としています。そのため、都は、民間バスでの振替輸送や都営バスを増便して対応にあたっています。

日暮里・舎人ライナーは、1日およそ7万2500人が利用していて、2008年3月の開業以来、脱線事故は初めてということです。