コンバットフライトシミュレータ「DCS World」のサービスを行うロシアのEagle Dynamicsが,新たな機体モジュール「AH-64D」のリリースを発表した。Eagle Dynamics公式ショップのほか,「DCS World Steam Edition」を展開中のSteamでも予約受付が始まっており,どちらも30%オフのセールを実施中だ。Steamのストアページによれば,発売は2021年12月2日とのこと。
DCS: AH-64D | THE ULTIMATE WEAPON
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1986年に部隊配備が始まったAH-64は,ただちに世界最強の攻撃ヘリコプターとしての地位を確立し,約2400機が納入されたという。今回のAH-64Dは,1990年に近代化改修が始まったタイプで,コクピットが刷新され,最新のロングボウ・レーダーが搭載されたほか,夜間戦闘への対応や武器の強化が行われている。アメリカ陸軍のほか,日本,オランダ,イギリスなどでも使用されており,AH-64D アパッチ・ロングボウと呼ばれている。
ゲームのAH-64Dも,航空力学に基づく高度なエアロダイナミクスやエンジンモデリングやリアルなコクピット,マルチクルー対応,兵器システムの完全再現が行われているという,ファンには見逃せないアイテムだ。公開されたトレイラーでは,暗視装置を使った地上攻撃の模様や,ヘルファイア対戦車ミサイルの発射シーンなどが確認できる。アパッチ・ロングボウをコレクションに加えたい人は,公式サイトをチェックしてほしい。