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今回は、大久保利通の大坂遷都論を中心に見ていきたい。そもそも、大久保ら藩士は王政復古クーデターから遅れること3日、慶應3年12月12日(1868年1月6日)、参与職に就任して正式に政府会議(総裁・議定・参与からなる三職会議)のメンバーとなった。