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ゲームや映像作品の背景制作に必要な知識を紹介する「中世都市はどう成り立っているのか? - よりリアルな背景制作のための建築史講座」が開催される。講師は建築史家/大阪市立大学教授である倉方俊輔氏。中世都市の成り立ちからその構造、ディティールまでを解説する。またナビゲーターは、海外でゲームエンバイロメントアーティストとして活躍中の榊原 寛氏で、建築史のプロとゲーム背景制作プロのクロストークが展開される。
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■開催概要

開催日:2021年11月18日(木)
時間:16時~18時
会場:オンライン(Zoomを使用)
参加費:無料、参加対象制限あり
参加対象:
2021年11月18日時点でボーンデジタルと下記いずれかの製品を契約中の人
・SideFX Houdini Core/FX商用版
・Autodesk Maya/3ds Maxのいずれかを含む製品
・Adobe Substance 3D

申込:
2021年10月12日より受け付け開始
参加募集人数:100名
※申込終了は2021年11月12日18時となる。人数を超えた場合、抽選。参加対象ではない場合、抽選に参加できない

内容
ヨーロッパ文明の中心的な要素のひとつは、都市の存在。その起源や規模、形態は多様で地域差もあるが、都市は経済的あるいは軍事的な要所に設けられ、政治・経済・文化の中心となった。多くの都市で自治が行われ、市民が自治意識を強くもっていた点も共通している。そして、中世の経済は都市のネットワークに支えられた。およそ1000年以降、イタリア、ドイツ、ベルギーにとりわけ商人、職人を主役とする中世都市の文化が栄え、市民自治の精神、市庁舎広場に象徴される公共空間を生み、ヨーロッパ都市の礎が築かれる。中世を語る上で欠かせない都市について、発展の背景と基本的な構成を説明した後、壁、広場、住居にそれぞれ焦点をあてて捉えていく。次のルネサンスの展開を基礎づける大事な要素だ。

[講義の構成]
1.中世都市概説
2.中世の都市の概略
3.中世都市の構成
4.市壁
5.城郭
6.広場と市庁舎
7.町家