東京大は11日、皮膚や内臓が硬くなる難病の自己免疫疾患「全身性強皮症」の治療に、悪性リンパ腫の患者に使われてきた既存の薬「リツキシマブ」が医師主導の臨床試験(治験)で有効と分かり、国の承認を受けて新たに使えるようになったと発表した。病気の原因となる免疫細胞を取り除く働きがあり、これまでになかった根本的な治療法として期待されている。
東京大は11日、皮膚や内臓が硬くなる難病の自己免疫疾患「全身性強皮症」の治療に、悪性リンパ腫の患者に使われてきた既存の薬「リツキシマブ」が医師主導の臨床試験(治験)で有効と分かり、国の承認を受けて新たに使えるようになったと発表した。病気の原因となる免疫細胞を取り除く働きがあり、これまでになかった根本的な治療法として期待されている。