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熊本の地震がおさまらず、被災者の救援もままならぬ現状で、伊方原発の再稼働に向けた動きをやめないというのも見識を疑う。

総合的見地に立てば、川内原発も停止すべきだろう。審査基準に基づく細々した書類審査だけでなく、原発による潜在的リスクが顕在化する可能性を少しでも小さくするような行動を取るべきではなかろうか

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 原子力規制委員会は2016年4月19日、四国電力伊方原発3号機(愛媛県)の再稼働の前提となる審査を全て終了したと発表した。

審査を終えたのは九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)と関西電力高浜原発3、4号機(福井県)に続き5基目。

 現在、伊方3号機では再稼働前の最終手続きである規制委の使用前検査が行われている。四電は7月下旬の再稼働を目指している。

2016/04/19 時事通信