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秋田県大館市粕田地区で有害駆除されたツキノワグマの熊肉から3.8Bq/kg放射性セシウムを検出しました。

ツキノワグマが、普段どんなものを食べているのか、食性を調べてみました。
ツキノワグマは、雑食性で、秋にドングリを大量に食べ脂肪を貯え冬眠に備えます。(秋田の熊は、ブナの実を多く食べるとか)
その他にも、木イチゴや植物の芽など、セシウムを貯めやすいものが好物のようです。キノコはどうなんだろう。
野生動物には、放射性物質が濃縮されるようです。気を付けましょう。

↓ 美味しい熊肉の缶詰です。

それと、セシウム134とセシウム137の割合も知りたいところです。137が普通よりも多ければ、チェルノブイリ事故の影響がまだ残っている事になります。
福島原発の事故前は、どのくらいの値だったのでしょうね。

大館市粕田

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クマから微量セシウム 大館で捕獲、基準下回る

県は21日、大館市粕田で有害駆除されたツキノワグマの肉から1キロ当たり3・8ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。食肉の国の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を大きく下回っており、県は「今回のセシウム量であれば、食べても問題のないレベル」としている。

県自然保護課によると、今月10日、農作物の食害防止のために仕掛けたおりで、推定5歳の雄グマ(体長1・2メートル、体重約50キロ)を捕獲。秋田市の県健康環境センターで検査したところ、微量のセシウムが検出された。

検査は環境省の通知に基づいて実施。県は県南地域で今後、有害駆除で捕獲する1頭についても検査を予定している。
(2011/09/21 20:12 更新)
秋田魁新報社