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さて、前回から始まった「Poser 9」篇。改めてみてゆくとその進化の度合いはかなりのものでありますが、その進化の部分は少しづつ解明して行くということで、今回もキャラクター作りのための「Poser」を試してみたいと思ってます。

前回はいろいろな用途に使えそうなポーズとキャラクターを作ってみましたが、今回はコミック的な表現、いわゆるカートゥーンキャラクターに挑戦してみます。

アニメーションであれイラストであれ、デフォルメされたキャラクターというのはかなり出番が多いので「Poser 9」があれば、手軽に様々なポーズをつくり、確認できるのでとても重宝するはず。右側の「ライブラリ」ウィンドウには、デフォルトで数体の「カートゥーン」キャラクターが装備されているので、これをベースにすればOK。

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デフォルトで何体かのカートゥーンキャラクターが装備されています。

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とはいえ、なんじゃこりゃ?(笑)的なキャラも混ざっているのだが。ダレが使うんだろう「チュウチュウ」・・・・

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というわけで、今回はちょつとメタボな感じの「バーニー」さんに登場してもらいます。ライブラリから「バーニー」を読み込み、続けてヒーローアクションからポーズを適用させます。今回はいろいろ試してみて、ちょっと物騒だけど「拳銃02」というポーズに設定。「バーニー」さんがそれらしいポーズを取ってくれます。

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膝の曲がりや腰の位置をちょっとずつ調整して、それらしいポーズに仕上げたら書き出して、ペイントアプリケーションに読み込ませ、コレをベースに下絵を作成して行きます。ポーズやフォルムはストレートなトレスではなく、あくまでも参考程度と言う感じで描いて行きます。

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下絵の完成。手に持っているのは「吸盤銃」。これでワルイやつらの動きを封じるのです。日本のヒーローっぽく赤いマフラーをなびかせて、ヘルメットは昭和40年代のヒーロー「レインボー戦隊ロビン」のレプリカモデル(笑)という設定です。

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下絵をベースに、ちょっと線太のアメコミ風に仕上げてみました。やはりヒーローったら、アメコミ風がしっくり来るような感じがするです。いかがでしょう?

このようなポーズは「poser」前だと、鏡の前で自分でポージングしたり、カメラで撮ったり、あるいはWebで似たようなポーズの写真を探す、という作業がありましたが、「Poser」後は、自分で楽しみながら、まざにグリグリうごかしてポーズを決める。しかも最初からコミカルなボディのキャラクターで作れるのだがら、とても便利なわけです。

というわけで、前回に引き続いてイラスト用途での「Poser」活用方を試してみました。前回とは全く違ったキャラクターを手軽につくりだせる楽しさで、早くも手放せないアプリケーションになりつつあります。
次回もまた「Poser」で楽しみながら、色々なことにチャレンジして行きたいと思っております。
ではまた、シユアゲン。

Poser 9

http://www.poser.jp/products/9/index.html