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 その時々の週刊誌報道などをもとに「政府の問題点」を突く野党。それにまともに答えずはぐらかす政府。「こんな政府のもとでは審議ができない」となって膠着状態に。

 もう何年も国会で繰り返されている演目である。

 その結果、本質的な問題を議論することは常に先延ばしになってきた。

 しかし「そもそも論」を避けることは、国民、国家にとって大きな損失ではないか――石破茂の異論正論、第15回である。