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ある日の仕事帰りのことです。駅で乗り換え待ちをしていると、反対側のホームに到着した電車から、白杖を持った男性が降りてきました。少し気になり見ていると、どうも動きがおぼつきません。白杖に慣れていないのか、この駅に慣れていないのか…。気付けば私以外にも彼を気にしている人がちらほら。しかし声をかけそうな人は見当たりません。ここは通過も多い駅、何かあってからでは遅いと思い、Uターンし彼のいる方へ向かいました。もともと積極的でも社交的でもない私は内心ドキド 全文
産経新聞 10月13日 05時00分