自民党の菅義偉前首相は12日夜、同党議員らが出演する動画投稿サイト「ユーチューブ」の番組で、新型コロナウイルスのワクチン接種など自身が首相を務めた約1年間の実績を強調した。「ワクチンは効くと思い、これに懸けた。いつの間にか接種率は米国を追い抜いた」と述べた。
この他の成果として、デジタル庁創設や2050年に温室効果ガスの排出量を実質ゼロとする「カーボンニュートラル」への取り組みを挙げた。
官房長官や首相時代に最も大変だった出来事を問われ、第2次安倍内閣発足直後の2013年1月に発生したアルジェリア人質事件の対応を振り返った。