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岸田首相 ワクチン3回目接種「全額公費負担で」 現金給付も前向き

 岸田総理は衆議院本会議での代表質問で、新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種について「全額公費負担で行う」と表明しました。

公明党 石井啓一 幹事長
 「公明党は3回目接種の実施については、その接種費用を無料とすることをかねてより提案してまいりました。確実に実現をしていただきたい」

岸田文雄 首相
 「新型コロナワクチンについては、希望する全ての方への2回のワクチン接種を着実に進め、3回目のワクチン接種も全額公費負担で行うこととし、円滑な実施に万全を期してまいります」

 岸田総理はこれまで新型コロナワクチンの3回目の接種については、「早ければ今年12月から開始することを想定して準備を進める」との見通しを示していましたが、新たに接種にかかる費用についても「全額公費負担で行う」と明らかにしました。また、コロナ対策としての現金給付について、公明党は0歳から高校3年生に1人あたり10万円相当を一律に給付する案を主張しています。

 岸田総理はきょう、「経済対策の検討を進める中で、与党における協議も踏まえながらまとめていく」と前向きに検討していく考えを示しました。