カナダのモントリオールを拠点にするBreaking Wallsが,2021年内のリリースを目指して開発を続けるサバイバルアドベンチャー「AWAY: The Survival Series」(PC / PS4)の新たな解説動画を公開した。
「AWAY: The Survival Series」は,BBCやナショナルジオグラフィックスなどのネイチャー系ドキュメンタリー番組のようなナレーションとともに,小動物を操作して遊んでいくという教育的要素を組み込んだゲームだ。地球の大変動によって人間がいなくなってしまい,気候さえも大きく変化してしまった世界にある島を舞台に,プレイヤーはフクロモモンガ(シュガーグライダー)を操作しながら,母や妹モモンガとともに生き抜いていくという趣向になっている。
昆虫を捕らえたり,グライディング能力を使って木々の間や岩場を移動していくといったプラットフォーム的なアクションが楽しめるが,今回リリースされたトレイラーからは,アクション中にカメラを静止させて,カメラアングルを調整したり,フィルターを使って写真を撮影できる「フォトモード」が紹介されている。また,特定の地点にあるオブジェクトを見つけるとビデオ映像が再生され,この地域にかつて住んでいた人たちに何が起こったのかを知ることもできるようになっているようだ。
AWAY The Survival Series – Sneak Peak at All New Missions, Bosses, Playable Animals!
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また,モモンガ以外の小動物でもプレイできることは以前からアナウンスされていたが,今回のトレイラーではサラマンダー(サンショウウオ)やカマキリ,さらにはカエルや昆虫などを使ってプレイできることが紹介されており,それぞれに異なる能力を活かしたストーリーが用意されているようだ。
「AWAY: The Survival Series」は,現時点では英語とフランス語のみのサポートになっているようだが,老若男女が楽しめるゲームになりそうなだけに,日本語化や発売時期などの続報にも注目しておきたいところである。