◇プロ野球・阪神3−0巨人(14日、東京ドーム)
巨人の先発は7月以来の勝利を目指す山口俊投手。粘りのピッチングで7回を無失点に抑え、援護を待ちます。
しかし打線は前回登板の巨人戦で完封勝ちをしている阪神・高橋遥人投手に7回まで11奪三振を喫し、無得点に抑えられます。
0−0のまま迎えた9回、巨人のマウンドには守護神のビエイラ投手。先頭の中野拓夢選手と近本光司選手に連続ヒットを打たれノーアウト1・2塁のピンチを背負います。それでもマルテ選手と糸原健斗選手を打ち取り2アウト。迎えた途中出場の板山祐太郎選手にフェンス直撃のタイムリーツーベースを浴び痛恨の失点。その後、木浪聖也選手にも2点タイムリーツーベースを打たれ3失点。
9回の攻撃は阪神の守護神・スアレス投手に坂本勇人選手、丸佳浩選手、岡本和真選手が三者凡退に抑えられゲームセット。巨人は9試合連続で2得点以下と攻撃陣が奮起できず、これで8連敗。貯金はとうとう0となりました。
試合後原監督は「言葉もなかなかが出ないね。ジャイアンツファンに申し訳ない。まだまだできるチームだと思います。なんとかしなきゃいけませんね」と言葉を振り絞りました。