UMIDIGIは先日Twitterにて【UMIDIGI BISON X10 & X10Pro】の存在を明らかにしました。このBISONシリーズとはUMIDIGIが展開するタフネススマートフォンの種類のことです。タフネススマホといえばその特性から渋いデザインのものが一般的ですが、UMIDIGIの場合はポップなデザインで人気を博し、UMIDIGIの中ではAシリーズに肩を並べて売れ筋の商品になっています。初登場の「BISON(無印)」が2020年8月に発売開始されてから、「BISON GT」「BISON 2021」「BISON Pro」そして今回の「X10 & X10Pro」と、この約一年の間に多くのシリーズ展開をしており、メーカーとしても猛プッシュしている製品群になってます。
では今回新しく発売となる予定の 【UMIDIGI BISON X10 & X10Pro】 のスペックと一緒に、その他の製品と比較して、BISONシリーズの中でいったいどの位置づけにあるのか確認していきたいと思います。
Twitterでも情報発信をしています。ぜひフォローをお願いいたします。
発売日・価格
発売日 | 価格(2021年9月現在) | |
BISON X10 | 2021/9? | 119.99ドル |
BISON X10 Pro | 2021/9? | 139.99ドル |
BISON Pro | 2021/7 | 158.99ドル |
BISON 2021 | 2021/5 | 189.99ドル |
BISON GT | 2021/2 | 257.13ドル |
BISON | 2020/8 | 159.99ドル |
発売日をみると、短期間で多くの商品をリリースしていることが分かります。
※価格はアリエクスプレスのものを引用しています。
外観
・UMIDIGI BISON X10
・UMIDIGI BISON X10 Pro
・UMIDIGI BISON PRO
・UMIDIGI BISON GT
・UMIDIGI BISON , BISON 2021
今回のX10,X10 Proで少しだけイメージを変えてきた印象。「X10」はシリーズで初めて背面にマットガラスを採用しています。タフネススマホでガラスを使用している機種は無く、他にないスタイリッシュさがあります。「X10 Pro」は従来通り工業用ゴムが背面素材になっていますが、背面にビスのようなデザインがあるため、よりかっこよく頑丈なイメージを持つことが出来ます。
アンドロイドバージョン・SoC・サイズ
バージョン | SoC | サイズ | |
BISON X10 | Android 11 | MediaTek Helio P60 | 169.7 x 82.1 x 12.9mm、293g |
BISON X10 Pro | Android 11 | MediaTek Helio P60 | ? |
BISON Pro | Android 11 | MediaTek Helio G80 | 164.0 x 79.6 X 12.7mm、265g |
BISON 2021 | Android 11 | MediaTek Helio P60 | 162.5 x 79.9 x 12.8mm、250g |
BISON GT | Android 10 | MediaTek Helio G95 | 170.3 x 82.5 x 12.8mm、283g |
BISON | Android 10 | MediaTek Helio P60 | 162.5 x 79.9 x 12.8mm、250g |
価格やSoCを見れば「GT」が最上位モデルにいなっていることが分かります。X10,X10Proを含めてその他の機種は処理性能はほぼ一緒と思っても良いでしょう。
正直、新しい「X10,10Pro」にはより上位のSoCを搭載してほしかったです。
ROM・RAM・ディスプレイ
ROM | RAM | ディスプレイ | |
BISON X10 | 64GB | 4GB | 6.53インチ 液晶HD+ |
BISON X10 Pro | 128GB | 4GB | 6.53インチ 液晶HD+ |
BISON Pro | 128GB | 4GB / 8GB | 6.3インチ 液晶FHD+ |
BISON 2021 | 128GB | 8GB | 6.3インチ 液晶FHD+ |
BISON GT | 128GB | 8GB | 6.67インチ 液晶FHD+ |
BISON | 128GB | 6GB | 6.3インチ 液晶FHD+ |
X10,X10Proでは解像度を下げてきました。
バッテリー・カメラ・セキュリティ
バッテリー | カメラ | セキュリティ | |
BISON X10 | 6,000mAm、18W充電 | 20 + 8 + 2MP、8MP(リア) | サイド指紋,顔認証 |
BISON X10 Pro | 6,000mAm、18W充電 | 20 + 8 + 2MP、8MP(リア) | サイド指紋,顔認証 |
BISON Pro | 5000mAh、18W充電 | 48 + 16 + 5MP、24MP(リア) | サイド指紋認証 |
BISON 2021 | 5000mAh、18W充電 | 48 + 16 + 5 + 5MP、24MP(リア) | サイド指紋認証 |
BISON GT | 5,150mAh、33W充電 | 64 + 16 + 5 + 5MP、32MP(リア) | サイド指紋,顔認証 |
BISON | 5,000mAh、18W充電 | 48 + 16 + 5 + 5MP、24MP(リア) | サイド指紋認証 |
X10,X10Proではカメラ性能を過去最弱の構成にしてきました。このことから、BISON無印よりも安価な価格設定になる可能性も考えられます。また、バッテリーは従来機種から約20%アップしており、長時間充電を気にすることなく使用することが可能です。しかし、その影響で重量も過去最大となっており、この辺はトレードオフと言えます。
ネットワーク・ナビゲーション・防水規格
ネットワーク | ナビゲーション | 防水規格 | |
BISON X10 | ※4G回線4キャリア対応 | GPS、GLONASS、GALILEO | IP68/IP69K/MIL |
BISON X10 Pro | 〃 | GPS、GLONASS、GALILEO | IP68/IP69K/MIL |
BISON Pro | 〃 | GPS、GLONASS、GALILEO | IP68/IP69K/MIL |
BISON 2021 | 〃 | GPS、GLONASS、GALILEO | IP68/IP69K/MIL |
BISON GT | 〃 | GPS、GLONASS、BDS、GALILEO | IP68/IP69K/MIL |
BISON | 〃 | GPS、GLONASS、GALILEO | IP68/IP69K/MIL |
※対応バンド的には全キャリアで使用することが出来そうですが、実際に使用してみないと分からない部分もあるため、ご購入の際は十分ご注意願います。
センサー・対応バンド・その他
センサー | その他 | |
BISON X10 | 赤外線(体温測定),加速度,近接,ジャイロ,コンパス,光 | Bluetooth 4.2,NFC,イヤホンジャック |
BISON X10 Pro | 赤外線(体温測定),加速度,近接,ジャイロ,コンパス,光 | Bluetooth 4.2,NFC,イヤホンジャック |
BISON Pro | 赤外線(体温測定),加速度,近接,ジャイロ,コンパス,光 | Bluetooth 4.2,NFC,イヤホンジャック |
BISON 2021 | 加速度,近接,ジャイロ,コンパス | Bluetooth 4.2,NFC,イヤホンジャック |
BISON GT | 加速度,近接,ジャイロ,コンパス,光,気圧 | Bluetooth 5.0,NFC,イヤホンジャック |
BISON | 加速度,近接,ジャイロ,コンパス | Bluetooth 4.2,NFC,イヤホンジャック |
X10,X10ProではUMIDIGIではおなじみになりました体温測定機能が追加されました。
まとめ
新商品のX10,X10Proを従来機種と比較していきましたが、大幅な機能のアップデートはなく、むしろ多くの機能でダウングレードされていることが分かりました。しかし、OSが最新のものであったりデザインが変わっていたり体温測定に対応していたりと、安価で販売されるとしたら購入する価値が十分にある楽しみな機種であることも分かりました。今後、メーカーから発表される発売日や価格についてのアナウンスを逃さないように注視したいと思います。
価格情報追記
公式Twitterで先日ワールドプレミアおよびセール価格のアナウンスがありました。
・ BISON X10 119.99ドル(約13,800円)
・ BISON X10 Pro 139.99ドル(約15,400円)
10月11日発売開始で、その後4日間ワールドプレミアセール期間となります。上記価格もそのセール価格となります。
The post 【UMIDIGI BISON X10 , x10Pro スペック紹介】BISONシリーズの中での位置づけは?過去の機種と比較解説! first appeared on ガジェチェス.