運転が楽しすぎる一台です。
『BMW Z4 M40i』って?
2019年にデビューしたBMWのオープンカーです。
トヨタ・GRスープラと共同開発されたため、兄弟車に当たります。
スープラやM340i、740i等と同じ3リッター直列6気筒ターボエンジンが搭載されております。
Z4 M40iと同じエンジンを搭載したM340i xDriveはこちらで試乗レビューをしておりますので、よろしければどうぞ。
BMW GROUP Tokyo Bayの試乗プログラムを活用
今回の試乗は、お台場にある『BMW GROUP Tokyo Bay』の試乗プログラムを活用して試乗しました。
BMW GROUP Tokyo Bayについては、こちらの記事で詳しく書いています。
いざ試乗
思わず「でかっ!」と声が出るほどのサイズ感が第一印象でした。
4335×1865×1305mmと、先代などに比べてかなりワイドなボディを持っています。
顔つきも最近のBMWらしいごつさを持っていますね。
同じオープンカーのmazdaロードスターなんかと比べると、かなりロング&ワイドな印象が強いです。
トランクルームも見せて頂いたのですが、ゴルフバッグが入るほどのスペースはあり、思ったよりは荷物が詰めそうだな、という印象です。
運転席へ。着座位置はやはり低め。
だいたいは事前に乗った3シリーズなどとかわらないですが、ナビやコンソール類がドライバーの方へ傾いているなど、ドライバーライクな印象を受けました。
インフォメーションディスプレイやヘッドアップマウントなど、運転面で必要な装備はしっかり装備されています。
流石にドリンクホルダーなどの快適装備は流石に3シリーズの方が充実しておりますが…。
運転インプレッション
先に試乗したM340iと同じエンジンという説明を受けていたのですが、比較して明らかに音が派手ででかいです。
試乗はオープン状態で行ったので、その影響もあるとは思いますが、徐行しててもブロロロ…と過激な音がします。
ハンドリングやアクセルなどのクイックさはありつつも、思ったよりもソフトな乗り心地と印象を受けました。
また、オープンカーとは思えないボディ剛性。カーブでも非常に安定していました。
オープンカーではありますが、風の巻き込みはかなり少ないです。
そして何より走行時のエンジン音!スポーツモードにすると街中ではちょっと鳴らせないレベルのエンジン音がします。
そして何より、アクセルを抜いた時のバブリング音。バロロロロと派手は音で、否応なくテンションが上がります。
こちらはBMW Tokyoがアップロードしている動画で、まさに今回試乗させていただいた車と同じ車体(ナンバーが一緒)のZ4が映っております。
動画で聞き直してもエンジン音が素敵です。
いいところ・気に入ったところ
- 超絶テンションの上がるエンジン音・バブリング音
- オープンカーとは思えない剛性感・安定感
- トランクルームもそれなりに広い
- デジタルメーターやヘッドアップディスプレイなど、走行に必要な装備は一通り標準装備
- とにかく運転していて楽しい!!!!
気になったところ
- ドアの長さ・着座位置の低さに1865mmという横幅は、車の乗り降りで苦労する場面がありそう
まとめ
今回、320i、M340i xDrive、Z4 M40iと三台のBMWを試乗し、「駆けぬける喜び」を実感したところですが、この車は特に楽しかった!!
下道を法定速度で流しているだけでも感じる運転の愉しさに心を奪われました。
今回は街中の試乗でしたが、一度高速でも走ってみたいです…!
BMWの他の試乗レポートはこちらから。