ずっと気になっていたお酒「玉川」。その気持ちが高じすぎて、ついに蔵元を実地訪問しちゃいました。
玉川を造っている木下酒造は、日本初にして唯一の外国人杜氏、フィリップ・ハーパーさんをかかえる酒蔵として、いまとっても注目を浴びているんです。日本酒としてはめずらしい、氷で割って飲む「Ice Breaker」や、江戸時代の製法を再現した「Time machine」など、個性あふれる銘柄を出していることでも有名ですね。
今回はそんな木下酒造の人気の秘密を、社長さんと杜氏さんにインタビュー。さらに、蔵併設の試飲ブースでしこたま飲んで、いい気分になってきたOne Day Tripの一部始終を、体験レポートでお届けします!!
玉川は、のどかな里山と清流に恵まれた久美浜で生まれる
木下酒造は、京都の日本海側、丹後の久美浜というところにあります。京都と言っても、観光都市の京都市街からははるか遠く、京都駅から電車でいくと・・・なんと片道4時間かかります。こんなにかわいい北近畿タンゴ鉄道に乗り換えたりして・・・4時間ですよ。
たどり着いた久美浜・かぶと山駅。4時間かけて移動しただけあって、自然が豊か。つまり・・・ものすごい田舎です(いい意味で!!)
人工物があまりなく、木や草が風に揺れ、むかしの人が歌にでも詠んでそーな日本の原風景というか、里山の美しさがここにあります。
こちらは蔵のすぐ隣にある川上谷川。「玉川」の銘柄の名前は、この川に由来しています。
命名当時、川や湖を神聖視する習慣があったことから、美しい玉砂利が敷き詰められたこの清流にちなんで、「玉川」と名付けたんだそうな。
木下酒造の創業はなんと天保13(1842)年! 175年もの歴史ある蔵だったんです。
玉川の蔵元・木下酒造とは?
平成19年、それまで木下酒造を支えていたベテランの中井昭夫杜氏が亡くなり、一時は廃業まで考えたという木下社長。しかしちょうどその頃、縁あってフィリップ・ハーパーさんと出会い、彼を杜氏として、お酒造りを続けることを決めたそうです。
それまでは、地元だけで消費される上撰を中心につくっていましたが、ハーパーさんを迎えてからは、小さな蔵だからこそ生き残っていけるよう、個性ある新商品を全国に送り出すスタイルに大きく方針転換。
木下酒造のもっとも大きな特徴は、自然仕込(しぜんじこみ)という、生もと系酒母で酵母無添加の造りに力を入れていること。
通常お酒造りの工程では、アルコール発酵を速めるため醸造用乳酸を投入しますが、人為的に醸造用乳酸や酵母を添加せず、自然界に存在する微生物を利用して造るのが自然仕込です。
生もと系の造りで酵母無添加でつくる蔵元は日本中でもわずかですが、木下酒造は実に約半数が自然仕込です。
自然淘汰に勝ち抜いたタフな酵母菌によって発酵させた生もと系のお酒は、アミノ酸が豊富で、コシがあってどっしりとした飲み口に仕上がるといわれています。
このように独特のラインナップで勝負している木下酒造さん。どんな人たちがつくっているのか気になる! ということで、お話をお聞きしてみました。
イギリス人杜氏・フィリップ・ハーパーさんとは?
その前に、イギリス人の杜氏、フィリップ・ハーパーさんの経歴について紹介しましょう。
ハーパーさんは、英国バーミンガム出身。オックスフォード大学を出てから日本の英語教師派遣プログラムで来日し、 中学校の教師になるため大阪にやってきました。同僚と居酒屋を飲み歩くうち、日本酒のおいしさ、楽しさ、製造過程の不思議さに興味を持つようになり、教師の任期が終わったあと、なんと奈良県で蔵人として酒造りの仕事に携わります。
やがて、南部杜氏(岩手県)の資格を取得し、奈良の梅乃宿酒造、大阪の大門酒造、茨城の郷乃誉など名だたる蔵を経て、木下酒造に落ち着きました。
まだ50代とお若いですが、明治時代から続く鑑評会(全国新酒評会)の歴史において、外国人杜氏として初めて金賞を受賞するなど輝かしい経歴をお持ちです!!
ハーパーさんは、酒造りをしていない時期には講演等で国内外を飛び回っており、木下社長とこうして揃ってお話を伺えるのは実はレアなことなのだとか。
木下社長と杜氏に直撃インタビュー!!
木下社長と、杜氏のフィリップ・ハーパーさん
玉川の真骨頂・ガツンとパンチある純米酒で勝負しているワケ
ーーー玉川いつも飲んでます! どれも純米酒ベースというか、コシが強くて独特の個性がありますよね
木下社長:ハーパーが来る前は、地元密着型で昔ながらの上撰・佳撰を中心に造っていたんですが、酒造業界自体がいままで通りではうまくいかなくなってきた。とにかく新しい商品を提案してほしいとハーパーに依頼しました。
ハーパーさん:私は日本酒を飲むのが好きだからこの業界に入った人間です。いろんなシチュエーションでいろんなものを飲んでますので、その延長で新商品を提案しました。山廃、生もと造りをやりたいという気持ちは、もちろん造り手としてもあったし、それを支持していただける客層がいるのもわかっていました。
日本酒業界のここ20年の課題の1つとして、新型酵母を使った吟醸タイプなど、非常に香りの高いお酒が増えたんですけど、我々は正直、飲んでてそんなに感銘を受けないので(笑)。あくまで自分たちが飲んでおいしいと思うものを造っています。
ーーー確かに、自然仕込には吟醸タイプのように華やかな香りはないけれど、純米酒だからこそ、お米ごとの個性がガツンとでていますよね
ハーパーさん:軽めの銘柄もありますけど、ウケてるのはやっぱりパンチのきいた重めのもの。たとえば、酒をつくる過程で最初に出てくる無濾過生原酒などもかなり喜ばれています。そういったラインは維持しつつ、最近は加水・火入れで何年か熟成させた、落ち着いた味わいのものにウエイトをシフトしている最中です。
家付き酵母による仕込みの苦労とは?
ーーー自然界の酵母を使うのは、とても時間がかかると聞きました
ハーパーさん:純粋培養酵母を使えば2週間のところ、家付き酵母だと少なくとも1ヶ月、場合によってはもっとかかる時もあります。
ーーー天然のものなだけに、うれしいでしょうね、やっとわいてきたら
ハーパーさん:神秘性はありますね。速醸タイプをつくるのも、それはそれで充分おもしろいんですけど、自然仕込は本当に米と水しか入れてませんので、微生物の複雑な動きによって醸される過程は、神秘的ですね。
ーーーそんな神秘的なものをコントロールするのはさぞ大変でしょうね
ハーパーさん:確かに、毎年同じようにつくっても米が違うので、同じものが出てくるわけではなく。速醸タイプも同じですが、精米の段階で米の状態をみて、洗って浸水して蒸してみて、蒸し米をみてまた考えて、麹をつくって考え直して、本仕込みに入る際も反省と修正をして……。やっと勘がつかめた頃には次の商品を造る時期になり、このプロセスを半年ずっと続けているようなものなんですね。同じ米でも、秋に使うのと春に使うのとでは大きな違いがありますし。
ーーー一定の商品のように見えても、「毎回イチからスタート」の悶々としたプロセスなんですね・・・
ありえない?! 22度を超えた幻の酒エピソード
ーーーこちらの蔵の酵母の特徴は?
ハーパーさん:アルコール耐性が強いですね。通常、清酒はアルコール度18度を超えると弱ってくるといいますが、ウチの純米酒タイプは20度超えたりして、得意先でもびっくりされる。十中八九は20度超えてます。
木下社長:完全発酵型バージョンで白ラベルという商品がありまして、それを造っているうちに22度を超えてしまったことが2回あります。酒税法で清酒の限界は21.9度まで。22度を超えると「雑酒」という部類になってしまう。
もちろん上槽前に加水をすれば、22度未満の清酒にできるんですが、自然の発酵だけで22度というのは日本国中探してもなかなかあることではないので。雑酒で売りに出したところ、2回とも、一瞬で完売してしまって。
ーーー日本中探してもめったに手に入らないプレミア酒ですね! 飲んでみたいです。でも、この品に限らず、季節商品などもなかなか手に入らないですもんね
木下社長:品薄はだいぶ落ち着いてきましたけどね。種類によってはまだまだ全然足りてないものもある。でもその商品ばかりを造っていればいいというわけでもないので、いろんな種類の酒を揃えるようにしています。
大手のようにいくらでも造ればいいという蔵ではないので、量は少なくても「希少価値のあるおいしい蔵やな」と言ってもらえたら。
ーーー飲食店で頼んでみても、「卸に注文してもなかなか手に入らないから、最後の一本、みんなで大事に飲もう」といわれたりして。お客さん同士、謎の連帯感が生まれたりしています(笑)
氷を入れたりお燗にしたり。いろんな温度帯で楽しめる理由
ーーーIce Breaker、最初みつけたときは、日本酒らしからぬ名前にびっくりしました
ハーパーさん:私は元々蒸し暑い時、日本酒を氷で割って飲んだりしていましたので、そういう形の商品も提案したところ、ありがたいことに喜んでもらって。これも我々がおいしいと思って出した商品です。
ーーー正直なところ、最初、氷を入れるっていう飲み方を知らなくて、そのまま飲んでいました。ボトルにも書いていないので、この飲み方を知らない人も多いんじゃないかと思います
ハーパーさん:氷入れて飲むのはあくまで提案のひとつで、そのまま飲んでいただいてる方もいますし、燗にして飲まれている方もいますよ。
ーーーIce Breakerをお燗で?!
ハーパーさん:ウチの酒の特徴として、いろんな温度帯でおいしく飲めるというところがあるので。Ice Breakerはお燗でもおいしいですね。
ただ、熟成酒は、冷やすとあんまりおいしくないです。熟成酒といってもいろいろありますが、うちは常温熟成中心ですので、冷やすと酒が固くなり、飲みにくくなりがちです。しっかり熱めの燗にすると優しさが感じられる酒が多いと思いますね。
でも日本酒は様々な温度で楽しむことができて、すごくポテンシャルの高い飲み物ですので、お好きな飲み方で楽しんでいただければと思います。
気になる食事との相性。スーパーマリアージュは存在する?
ーーー純米酒だと食事と合わせる楽しみも大きいですが、なにか「この酒とこの料理がメチャクチャ合う!」といったマリアージュはありますか?
ハーパーさん:ウチの酒は、食事に合うのは当たり前。合わないものを探すのが難しいぐらいなので、正直そこは怠けているところ……(笑)。たとえばブルーチーズとか、通常日本酒とは合わせにくいものでも、ウチの酒はすんなりいくんです。
そもそも料理は調理の仕方や食材のコンディション、調味料の種類などでも微妙に味が変わる。一概には言えませんから、絞る必要性を感じないですね。
ーーーナルホド。では過去の体験の中で、個人的にすごく印象に残ったものはありますか?
ハーパーさん:何年か前のイベントで、ウチの酒粕に数ヶ月漬け込んだイノシシ肉を出していただいたんですけど、それはとても複雑な味でした。普通は食事とお酒を一緒に含むと、口の中で味の波というか、最初は酒が勝ったり、後口は料理が勝ったりと、どちらかにバランスが偏るものですが、その料理と日本酒はもう一口で複雑な味が共存するというか、おもしろい体験でした。
ーーー「味の小宇宙や!」的な感じでしょうか。それは体験してみたいですが、その料理、素人ではつくれなさそうですね……(笑)
インタビューまとめ
最後におふたりに、相手に対する印象を聞いてみました。
木下社長→ハーパーさん
まじめすぎるぐらいまじめ。私があまり持ってない部分を彼が持ってくれている。日本酒に対して思い入れがすごい。
ハーパーさん→木下社長
思い切りがすごい人。「あなたの思う酒を、思うように造ってくれ」と全権を与えられて、「まかせる」と決めたら最後までまかせるところがすごいと思います。
日本酒への強い情熱と鋭い味覚、お米の声を聞き微生物の動きを理解する聡明さと、20年かけて培った蔵人の勘を持ち合わせ、通常ありえない発酵をしてしまうぐらい「日本酒の妖精」に愛されている、イギリス人杜氏、ハーパーさん。
そして、そんなハーパーさんを迎え入れ、酵母が出ないときは一緒に一喜一憂し、「おいしいお酒とは何か」を追求しながら、つねに大きな視点で見守る木下社長。
ここで突然ですが、おせっかいなお知らせです。
こんなステキな社長と杜氏がいる木下酒造では、来季に向けて、蔵人を募集されてます。求人の条件は、「日本酒が本当に大好きな人」「おいしいお酒を作るためなら労力を惜しまない人」だそうです。
ハーパーさんのように「飲む側から造る側になりたい!」という意気込みをお持ちの方は、ぜひ一歩踏み出してみてはいかがでしょうか……!
やってきました試飲ブース!
さあ、インタビューのあとは、蔵に併設されたブースでいざ♡試飲タイム。何種類飲めるかな〜〜〜。
※味の記述は筆者の個人的感覚ですので、参考程度にご笑覧ください
1.玉川 自然仕込 純米酒(山廃)無濾過生原酒
<造り>
「自然仕込」シリーズ第一号。玉川のデフォルト商品です。兵庫県産北錦で仕込んだメインバージョン。
<味>
これぞ玉川! とにかく強いコク。つくりは辛口ですが、味の輪郭に円みがあり、米のうまみもたっぷりなので、それほど辛口には感じません。これと一緒に何を合わせようかな? と、いろいろ想像がふくらむ安定の味です。
2.玉川 自然仕込 純米酒(山廃)Vintage
<造り>
先程の「自然仕込 純米酒(山廃)の原酒」を常温で3年熟成させたもの。15度台まで加水して飲みやすくしてあります。
<味>
1.で感じた酸の骨格が、何倍もはっきりと、舌へ訴えかけてきます!飲み慣れるとクセになりそう。ハードボイルドな男の味です。
3.玉川 自然仕込 純米酒(山廃)白ラベル 夏越し常温熟成
特別バージョンのためボトル画像なし
<造り>
1.白ラベルを常温で秋頃まで熟成させた限定品。玉川の酒質の強さを証明するために生まれたマニアックな企画が「夏越し」シリーズ。日本酒度+21。白ラベルはウワサの22度超えをやってのけたエクストリームなお酒。
<味>
2.で飲んだ『自然仕込 純米酒 山廃 北錦vintage』が「ハードボイルド」なら、こちらはもはや「アウトサイダー」。ドライ感がすごい。頭に浮かんだ単語は「断崖絶壁感」。
正直ここまでくると、飲む人を相当選ぶのではないかと思いますが、辛口好きはぜひお試しあれ!
4.玉川 自然仕込 純米大吟醸 玉龍(山廃)
<造り>
酵母無添加の純米大吟醸というとてもめずらしい存在。山廃の力強い味わいと控えめな吟醸香をとけ合わせたお酒。
<味>
いままでのガツンと系から一転して、甘くてまろやかでかすかな吟醸香に包まれたその奥に、やっぱりチラ見えする骨太感。コクと華やかさが絶妙なバランスをとっている印象です。
5.玉川 純米大吟醸
<造り>
最高級の酒米・山田錦を40%まで磨いた、最も原料費の高い銘柄。大吟醸なのにあえて香りを抑え、米の風味を伝えるのがコンセプトです。
<味>
確かに、リンゴのような特定の吟醸香などはしませんが、甘い、洗練された米の香りがほのかに漂います。アイスのような甘みといってもいいかも。あふれる気品はさすが最高級。
6.玉川 Time machine 1712
<造り>
勉強熱心なハーパーさんが、江戸時代の書物を参考にして、当時の造りを再現した貴重なお酒。1712年に書かれた参考文献「和漢三才図絵」によると、当時はこれを水で割って飲んでいたといわれています。
<味>
とにかく甘口。強い酸とアミノ酸のコシをしっかり感じます。300年前の人はこれを飲んでいたのか~と思うと感慨深く、まるでタイムスリップしたような衝撃を受けるお酒です。こちらは試飲ブースで販売している「酒ソフト」にたっぷりかけられている通り、アイスクリームにメチャメチャ合います!
7.玉川 Time machine Vintage
<造り>
6.でも酸やアミノ酸は通常の数倍ですが、熟成させたこちらに至っては、一般的な日本酒を10年寝かせたレベルだそう。
<味>
time machineがさらに時を経たら一体どうなっちゃうの?
気になるお味は、色・味・香りすべてが凝縮されて、お酒を通り越して甘露のような? 「デザートワインの原料をお米にした感じ」とでもいいましょうか。
試飲を終えて・・・
「この造りで米が違うとどうなるのか?」
「さらに熟成させたらどんな味??」
・・・てな感じで、芋づる式に好奇心をくすぐられる、酒飲みの心理をついた商品展開と、あと引くうまさ。気づいたらこんなに試飲しちゃってました。
木下酒造おそるべし。
もちろんすべて、一滴も残さずいただける、素晴らしいお酒たちでした。
通りがかりの営業部長さんにも話を伺うと、「日本酒はやっぱウチの純米酒ぐらい、ズッシリ来ないと物足りない」とおっしゃっていたのが印象的です。
本当に、「自分たちがおいしいと思う酒」を造り続けている姿勢がカッコイイっす!!
自宅でお燗にチャレンジ!
まだまだ飲みます(笑)。
おみやげで買ったこちらのお酒。燗にして飲んでみたく思います。
8.玉川 自然仕込 山廃 ひやおろし
<造り>
冬に造った新酒を春先に65℃で一度だけ火入れし、秋に2度目の火入れをせず、「生詰め」で出荷する、通が好む酒。
<味>
とても飲みやすい上に、口の中でしっかりと円い米の味がふくらみます。ほのかな香りと甘みが生きて、個人的には一番好きな味!!チーズと一緒に食べたら、チーズのまろやかみを3倍遠増しに高める感じ。
<お燗>
お燗するとのどにキュッとくるキレの強さと、スッとひく香りと米のうまみ。うーん、晩秋の肌寒い気候にぴったりのお酒です。辛いものなどの刺激的な食べ物にも一歩も引かない、芯の強さがあります。
一方で酢の物のような酸味ある食べ物にも合う……つまり、辛くて酸っぱいキムチにぴったりでした。
まとめ
以上が蔵元直撃レポートです。今回の取材を経て、自分の中で純米酒の認識が変わりました。
いままでどちらかというと吟醸タイプが好きでしたが、こちらのお酒をくまなく飲み比べて、純米酒が持つお米のうまみを再実感。
「純米酒に目覚めたァアーーー!!」といってもいいテンションです。あのズッシリ感がほしい!
流行りの華やか系では、もう満足できないカラダになってしまったかもしれない(笑)
みなさんにもこのおいしさを体験していただきたい!希少な酒をズラリ並べて楽しめる酒蔵での試飲もおすすめです。