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夏の全国高校野球和歌山大会の決勝が行われ、智弁和歌山高校が市立和歌山高校に4対1で勝ち、中止となった去年の大会を挟んで4大会連続25回目の夏の甲子園出場を決めました。

和歌山市内の球場で行われた決勝は、春夏連続の甲子園出場を目指す市立和歌山と夏の甲子園で4大会連続の出場を目指す智弁和歌山が対戦しました。

試合は0対0の6回、智弁和歌山が市立和歌山のエース、小園健太投手から2アウト満塁のチャンスを作り、7番・高嶋奨哉選手のタイムリーヒットで1点を先制しました。

直後の7回、智弁和歌山は市立和歌山の先頭バッターが塁に出たところでエースの中西聖輝投手をマウンドに上げましたが、タイムリーヒットを打たれて追いつかれました。

それでも打線がその裏に2点を勝ち越し、8回にも追加点を挙げて4対1で勝ち、4大会連続25回目の夏の甲子園出場を決めました。

智弁和歌山のキャプテン宮坂厚希選手は「夏の甲子園に絶対に行くという思いで練習してきたので、うれしい気持ちでいっぱい」と話していました。

中谷仁監督は「和歌山県代表として市立和歌山の思いも背負って戦っていきたい」と話していました。