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<p>メルケル独首相は欧州の「羅針盤」で「記念碑」 最後のEU理事会出席で相次ぐ称賛 – BBCニュース</p><p>BBCニュース – メルケル独首相は欧州の「羅針盤」で「記念碑」 最後のEU理事会出席で相次ぐ称賛</p><p>欧州連合理事会のシャルル・ミシェル議長は、16年の任期を終えてドイツ首相を退任するアンゲラ・メルケル氏について、「あなたは羅針盤だった」と語った。</p><p>アンゲラ・メルケル独首相(左)とエマニュエル・マクロン仏大統領 私は先週、ドイツのアンゲラ・メルケル首相がブリュッセルのエグモント宮殿の階段を下りてくるのを待っていた。報道陣用の仕切りの中は、ぎゅうぎゅう詰めだった。 メルケル首相はすでにフィリップ国王との昼食会を終え、モーツァルトとベートーヴェンの楽曲が中心となったお別れコンサートへ向かうところだった。要するに、主催者側はメルケル氏を最大限に歓待していたのだ。 メディアの前に立つ準備をしながら、ベルギーのアレクサンダー・デクロー首相はメルケル氏に「あなたはいつも冷静でしたね」と話しかけていた。 温かな言葉を次々とあびながらも、確かにメルケル氏は落ち着いて、むしろポーカーフェイスを保っているように見えた。メルケル氏以外の人なら、これほどの歓待を受けて赤面したかもしれないし、あるいは見るからに喜んだかもしれない。 ドイツ首相としての16年間で、メルケル氏は欧州理事会の首脳会議に幾度となく参加した。計107回になるのではないかというのが、非公式に飛び交っている数字だ。 しかし、緊急首脳会議は何度もあったし、たまには「バーチャル」会議もあった。なので、実際の数はあいまいだが、かなりの数になるのは間違いない。 <関連記事></p>