【ロンドン共同】ノルウェーのノーベル賞委員会は25日、首都オスロで12月10日に開くノーベル平和賞の授賞式を対面方式で開催する方針を明らかにした。新型コロナウイルス流行の影響で昨年はオンラインで開催された。
例年はスウェーデンで同じ日に授賞式を開くノーベル賞の他の5部門は、運営団体が9月、昨年に続いて対面方式を見送る方針を発表済み。物理学賞に決まった真鍋淑郎・米プリンストン大上席研究員ら各受賞者は、居住地などで表彰を受ける予定。
今年の平和賞は、ロシアの独立系新聞編集長ドミトリー・ムラトフ氏とフィリピンのニュースサイトを率いるマリア・レッサ氏に決まった。