「ポケットモンスター」が史上初となる相撲とのコラボレーションを発表した。11月の大相撲十一月場所と来年の大相撲一月場所では、ポケモンにまつわる懸賞旗が初登場するほか、今年10月・11月の「わんぱく相撲全国大会」にポケモンたちが応援に駆けつける。
1996年に初のゲームソフト『ポケットモンスター 赤・緑』発売から25年目の節目を迎えたポケモンと、1500年以上という長い歴史に裏打ちされた文化と伝統を持つ相撲、双方の今後の発展を目的として実現。日本相撲協会の広報部長である芝田山親方は「子供達はもとより、多くの世代に親しまれているポケモンと日本でたくさんの方々に親しまれてきた相撲がこの度様々な施策を一緒にできる機会ができ、とても嬉しく思います。相撲にはユニークな文化や歴史があり、複合的な魅力がございます。今回の取組をきっかけにより多くの人が相撲の魅力を知り、大相撲本場所を楽しんでもらえるようになれれば幸いです」とコメントした。
11月28日の大相撲十一月場所の千秋楽では、『ポケモン』歴代パッケージを描いた懸賞旗が一挙に登場。一月場所では、それぞれ異なるポケモンが描かれた総計200本以上の懸賞旗が、連日会場に現れる。さらに一月場所では、 ポケモンのデザインをあしらった特別な行司装束や、ポケモンオリジナルデザインの化粧まわしの登場など、さまざまな取り組みを予定している。
また、今年10月31日の「わんぱく相撲全国男子大会」には「ピカチュウ」が、11月14日の「わんぱく相撲全国女子大会」には「ピカチュウ」と「マクノシタ」が、 それぞれ登場する予定。