もっと詳しく

岸田文雄首相が総選挙後に策定する経済対策の原案を独自に入手した。その中身を全5回にわたって詳報する。第2弾で紹介するのは、首相が未来を切り拓くとする「新しい資本主義」で地方活性化の核に位置づける「デジタル田園都市国家構想」だ。首相は経済を自律的な成長軌道に乗せることを目指すが、大規模な経済対策に期待する市場や国民は好感するのかは見通せない。